製造部門移転について 第8回

~くるみ製本のつづき~

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製造部門移転について 第8回 ~くるみ製本のつづき~

 
制作の須藤です。現場に響く『きゅーん』という音に誘われ、気付いたらくるみ製本の現場に来ていました。
規則正しく動く機械と、職人さんたちの洗練された動きを見ていると、時を忘れそうです。楽しかったので、今回は写真多めでお伝えします。

 

まず、複数のページが印刷された大きい紙を、単ページずつに断裁します。
このあとページ順に並べる「丁合」という作業をします。そのとき紙がスムーズに送られるように、紙をさばきます。ばさばさ、ばさばさ……

さばいた紙は丁合機へ。ページ順に配置していきます。
タワマンの如くそびえ立つ丁合機。起動させると、機械の中を紙がするすると移動して、ページ順に整えられていきます。
そして紙揃え機へ。細かく振動して紙を揃えます。見た目は\(^^)/こんな感じの機械です。

次はいよいよ表紙でくるんでいきます。
ちょっとラスボス感のある機械に表紙をセット。本文を1冊ずつ丁寧に投入していくと、『きゅーん』と音をたてて、本の背中を削っていきます。
機械を1周して戻ってきたときには、すっかり表紙にくるまれていました。

次は、綴じていない3辺を断裁して整えていきます。
断裁機のライトを背にうけて、化粧断裁された本が運ばれてきます。まるでランウェイ・ウォーキングのように……
ターンして戻ってきた本を受け止めたら最後の工程です。


仕上りを確認しながら、クラフト紙で梱包していきます。てきぱき、てきぱき。無駄のない動きでキレイに包んでいきます。
これで完成です。
無事にお客様のおてもとに届きますように。

 

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